山岡士郎といえば「美味しんぼ」屈指のモテキャラ主人公。
二木まり子を含め、山岡に対して恋心を持った女性は多くいたことだろうし、選択肢も多くあったはずだ。
しかし、山岡は結果的に栗田ゆう子を選び結婚することになる。
ストーリーを考えると納得がいくのだが、追求し深掘してみるにことにする。
この記事では、なぜ『美味しんぼ』山岡士郎は、栗田ゆう子を選び結婚したのかについてご紹介します。
ぜひ、アニメ配信や原作を楽しむ参考にしてみてくださいね。
あるって!山岡が栗田ゆう子と結婚した決め手10選
1.栗田ゆう子にしかない?可愛い以上の魅力と雰囲気
アニメのオープニングから漂う栗田ゆう子の素敵女子オーラ。視聴者目線でいっても心を奪われてしまうほどの魅力だ。
歩道橋から髪をなびかせ笑みをみせる栗田ゆう子…。絶妙なカットインが加わる。もう雰囲気が理想を超えるほどに神すぎる。
これがアニメの世界とはいえ、山岡の立場になって考えてみると、栗田ゆう子を恋愛対象としてみるのは当然だといえるのではないか。
もう普通に考えて、素通りスルーとか放っておくのは無理っぽい。
今では懐かしい電話ボックスのシーン。待ち合わせの連絡だろうか?
表情からして電話する先は、きっと山岡士郎のような気がする。
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2.山岡と栗田ゆう子の結婚は運命レベルだった
一言で運命といってしまうと極論で物事がすべて片付いてしまうのだが、恋愛や結婚というのは、この要素が意外すぎるほど非常に大きい。
東西新聞で出会う山岡と栗田ゆう子。
もし、栗田ゆう子が別の会社に就職していれば、山岡と出会うことはなかっただろう。
同じ勤務先でも文化部でなければ、接点も少なくなるだろうし、究極のメニューの担当も違っていたはずだ。
帝都新聞に就職していれば、栗田ゆう子が海原雄山を超える最大のライバルになっていた可能性もある。
究極のメニューというプロジェクトで、多くの社員がいる中で選ばれた二人。
この瞬間からすでに結婚のカウントダウンは、はじまっていたのではないか。
3.それな!職場恋愛あるあるの枠にハマる山岡と栗田ゆう子
恋愛や結婚は、基本的に狭い世界や関わりで生まれることが多々。
家族や恋人と過ごすより、職場の人達と一緒にいる時間が多いと、どうしても親近感だったり、恋愛のような特別な感情を持ってしまうことがある。
山岡と栗田ゆう子のように、仕事もアフターも常に一緒のような状態なら尚更、その枠にピッタリとハマってしまう。
さらにいえば、究極のメニューの成功を目指す共通の目的意識もある。
海原雄山との勝負に勝ち、達成感を共に味わうことも多かった。
二人で喜びを分かち合ったことは、二人の関係性にかなり影響していたことだろう。
4.無意識のサイン?栗田ゆう子らしいアプローチにキュン
アニメ版「美味しんぼ」究極のお決まりのエンディングを意識して見てみると、山岡と栗田ゆう子のやり取りや距離感に、恋愛のスタートが感じられる。
鬼リピ…何度もじっくり見ていると、栗田ゆう子本人でさえ気づいていないような、好きビームだったりサインが投げられているのだ。
いくら鈍感とはいえ、バリバリに仕事ができる山岡がアプローチに気づかないはずがない。
しかも、オゴリという何よりも山岡が好み反応するキーワードがくる…。
山岡を知り尽くし、扱いをマスターしている栗田ゆう子に決めるのは当然といえる。
5. そりゃそうよ!栗田ゆう子に対しての先輩ならではの感覚
山岡士郎からすれば、仕事のパートナーでもあり後輩社員でもある栗田ゆう子。
手探りながらも考え行動し、熱心に仕事に取り組む姿は、山岡士郎にさぞかし眩しく映ったに違いない。
そこに、アニメ5話「そばツユの深み」でみせたような無邪気なハシャギっぷりがくればもう…。
先輩ならではの心理が働くのは、山岡じゃなくても止められないのではないか。
教えたいことや見せたいもの、知ってほしいこと…。
先輩の立場である山岡のそんな感情が、いつしか恋心に変わっていたのかも知れない。
6. 惚れるパターン!栗田ゆう子と味覚が似ていた
海原雄山とまではいかないが、食に対して厳しさやこだわりを持つ山岡士郎。
そんな彼が選ぶ女性は、やはり同じ味覚だったり同等な感覚の持ち主に限られてくる。
究極のメニューのパートナー栗田ゆう子。山岡士郎の高いハードルをクリアしている数少ないキャラだといえるだろう。
仕事とはいえ二人で料理を食べて、お互いの感想を言いあったりとか普通に考えて楽しすぎるんだが…。
しかも、山岡のストイックなまでのグルメっぷりや行動を理解してくれているプラスな面まである。
これは意識しなくても、気づかないうちに惚れちゃってるパターンだよ。
7.積み重なるフォロー!栗田ゆう子に助けられた恩
栗田ゆう子の友人のヘルプに付き合うことが多い山岡だが、それ以上に栗田ゆう子に助けられている山岡。
釣りに行けば幻の魚を釣り上げ、いきなり博多に向かう際にはお金をだしてくれたり…。
対決に関わらず、緊迫した場を和ますこともあれば、勇気を出し山岡のために意見することも。
全体的にみても、いたるところで栗田ゆう子の絶妙なフォローが入っている。
山岡のために栗田ゆう子がしてくれた行動や気持ちを考えると、山岡の気持ちが加速し動くのは考えるまでもない。
心強さや安心感もあったことだろう。
積み重なった恩やフォローが恋に変わることは、決してアニメだけの世界にかぎったことではない。
8.神ってるし!栗田ゆう子なんだよ
栗田ゆう子には、ヒロインキャラの枠を超える人から愛される魅了や雰囲気が、カウントできないほどある。
穏やかで優しそうな、印象の一歩先を超えてくる愛らしい笑顔。
社交的で人懐っこい甘え上手な部分や、空間に楽しさをもたらす自然体なムードメーカーっぷり。
派手な服を着ることも多いが違和感を感じることもない、神レベルなファッションセンス。
これほど満点レベルなモテ女なのに近づきにくいイメージもない。
キュン超えの優しさもあるし、これはぁ…山岡じゃなくても好きになるよな。
9.栗田ゆう子推し?おチヨの言葉の可能性!
山岡のことを長く知る海原雄山の右腕である中川の妻おチヨ。
アニメ112話「二人の花嫁候補」では、結婚を意識させるプレッシャー強めの言葉を投げかけている。
山岡は相変わらずの反応ぶりだが、よき理解者であり信頼しているおチヨの言葉なら響かないわけがない。
ましてや、家族同然の付き合いをしリスペクトをしている部分がある存在なら、尚更のことではないだろうか。
山岡じゃなくても人から言われることを嫌う人でも、相手によっては考えが変わることも珍しくない。
案外どころか、おチヨの言葉はファインプレーだったような気がする。
10.山岡と栗田ゆう子らしい過程がタイミングを呼んだ
美味しんぼを見ていると、全体的に山岡と栗田ゆう子に、恋愛の女神が微笑むタイミングが多く発生する。
それこそ、言いだせばキリがないのだが、1話目からすべてが結婚までの伏線になっている。
そこにドラマチックでお決まりパターンのエンディング、ロマンチックな状況が加われば…。
成り行きという言葉で片付けたくはないが、つまりそうなんだろう。
だが、これは二人の人柄やキャラクター性があってこそのもので、すべてが偶然や奇跡という言葉では収まりきらない。
なぜなら、仕事やビジネスにスポーツもそう、恋愛に関しても日々の過程が大きく関わっているからだ。
歯車が噛み合う…うまく言うわけではないが、山岡と栗田ゆう子の距離が縮まっていく模様こそ、美味しんぼの究極かもしれない。
まとめ
なぜ『美味しんぼ』山岡士郎は、栗田ゆう子を選び結婚したのかについてご紹介しました。
栗田ゆう子を選ばないで、違う人と結婚するストーリーも興味がありますが、やはり山岡と栗田ゆう子のコンビがしっくりきますね。
原作やアニメでも、まだまだ二人の結婚生活や活躍をたっぷりみてみたいです。
でも「美味しんぼ」の面白さや楽しみ方は、まだまだたくさん。
久しぶりに見る人も、これからはじめて見る人も、ぜひ視聴を楽しんでみてくださいね。