アメトークで話題になった魁男塾だが、何度視聴してみてもやっぱりおもしろい。
きっとアニメ史上でも伝説になった作品のひとつであり、その強烈さは一大ムーブメントを巻き起こしたほどだ。
その男塾だが、なんと令和の男塾として復活している。ファンからすれば嬉し過ぎる超吉報で泣けてしまうじゃないか。
しかし、その前に男塾を振り返る必要性があると感じた。
この記事では、アニメ魁男塾の感想と視聴ポイントについてご紹介します。
まだ見ていない人や、これから配信サービスで視聴する予定がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
もちろん、ファンの方もプレイバック視聴をぜひとも楽しんでみてください。
魁男塾の前半はお笑い系すぎて笑える
ギャグ要素がたっぷりすぎてウケる
イメージしていた魁男塾とはなんだったのだろうか。
アニメの序盤は、とにかくギャグアニメかと疑ってしまうぐらいに面白いシーンが多い。
しかも、1話目から飛ばしまくりの内容で、笑う準備をして視聴してみると大爆笑してしまうほどだった。
まずグランドでの松尾一号生。早速このシーンでかなり助走が付き、ゲラゲラモードに突入してしまう。
すばらしい歌唱力と振り付けには、はじめて味わう感動を覚えた。
さらに続く凄まじいツッコミと追い打ちをかけてくる笑いのラッシュ。一話目から視聴者のハートをガッチリと掴んでくる。
特に13話目の田沢の九九は、それこそ宇宙レベルのセンスで今でも定期的に視聴してしまうほどだ。
あれほど見事な九九には、いまだに出会ったことがない。
民明書房ってなに?不思議なエッセンスも男塾ならでは!
男塾ブームの全盛期、民明書房の本を購入するために本屋に向かった人はきっと多くいることだろう。
もしかすると、近所の図書館にまで走った人も少なくないはずだ。
実際、あれだけのブームだから本屋さんや図書館にも問い合わせが多く殺到したに違いない。
だが、当時この民明書房という出版社は実は存在していなかったのだ。
「ううう嘘だろ?」誰もが驚きを隠せないかもしれないが、これは事実なのだ。
しかし驚くことに、時を経て民明書房大全が発刊された。
アニメのような内容かどうかはわからないが、民明書房が発売されたことはファンとしては素直に嬉しい。
江田島平八の存在感と明言なしでは語れない
魁男塾の大名物キャラである江田島平八。
「わしが男塾塾長、江田島平八である!」あの名言を残した偉大なお方だ。
その強烈な個性とインパクト、圧倒的なオーラと存在感は、もはや主人公レベルといっていいだろう。
もしかすると、知名度も剣桃太郎に勝っている可能性すらある。
この江田島平八だが、とにかく無茶苦茶すぎてヤバイ。
気合いの一声だけでガラスやドアを吹き飛ばし、一喝すれば遠方の電話機まで破壊してしまう。
もはや、何もかもが規格外のスケールなのだ。
そう考えると、やはり塾長こそがギャグ面も含めて最強キャラなのかもしれない。
ツッコミのオンパレードこそが魁男塾!
普通に考えれば、次回以降に登場しないキャラが何故か復活をして登場してしまう。
「そんな馬鹿なっ!」「えっ、やられてしまったんじゃないの」テレビの前で驚き強烈なツッコミを入れた人も少なくないだろう。
しかし、これこそが魁男塾なのだ。当たり前の設定や常識は通用しない。
冷静になって視聴してみると、男塾には矛盾や違和感を感じることがかなり多くある。
そもそも、人間の蹴りで大木が真っ二つにスパッと切れることはない。空高く飛べるジャンプ力は、もはや人間のなせるワザではない。
だが、それもすべてひっくるめて面白いのがやっぱり魁男塾なのだろう。
魁男塾は熱狂的にハマる要素が多くある
白熱のバトルシーンに大夢中になる
ギャグ目線で見るのも面白いが、バトル面も半端なく面白いのが魁男塾だ。
アニメ序盤のギャグ要素はどこにいった?
そんなことすら忘れてしまうほど、後半のバトルシーンはマジで燃えるほどにアツい。
バシッ、バチーン、ガチな鉄拳にマジ蹴り、驚異的な必殺技の数々。息をするのを忘れてしまうぐらい夢中で視聴してしまった。
これこそが男としての意地と意地のぶつかり合い、まさしくプライドのぶつかり合いだと感じた。
特に富樫と飛燕のバトルシーンは、予想を遥かに超えるほどカッコよくてマジで感動した。
あんたマジでかっけえよ。大袈裟だが、ついつい富樫ぃぃぃと叫んでしまいそうだった。
友情のアツさも男塾が愛される理由だ
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言葉にすると照れくさい部分があるが、男塾では友情や絆という大事なことが多く学べた。
特に名シーンともいえる万人橋に関しては、ウルっと涙した人も多いことだろう。
さらにいえば、田沢の水くせえじゃねぇかの言葉がより一層涙腺を刺激した。
また、松尾の富樫への応援も大好きなシーンだ。声がでなくなるまで応援するその姿は、友情や絆さらにいえば信頼関係があってこそ。
バトルやギャグもそうだが、こういったことが多く含まれているのも魁男塾が愛されている理由のひとつなのだろう。
大有名な硬派なオープニングでテンションもフルマックス
アニメ男塾のオープニングが、マジで最強すぎてかなわん。
大ファンならイントロを聴くだけで、マッハでアゲアゲのスイッチが入ってしまう。
なにせこの曲がもう、魁男塾のアニメイメージにピッタリすぎるほど大ハマりしているのだ。
まず何より男らしさや力強さがビシビシと伝わってくる。さらに映像と合わせて視聴することでトコトン硬派さが増し、シブサがぐっと増す。
シーン的には少ないが、学ランの塾生が大量に出てくるカットはブルってしまうほどカッコイイ。
当然、桃太郎に関していえばカッコよさが何十倍どころではない。
クセ強な激キャラが多数に大登場する男塾の世界観
江田島平八に関しては、もはや別格と考えるしかない。
しかし、魁男塾には江田島平八の他にもクセが強い魅力的なキャラが多数存在する。
田沢と松尾のゴールデンコンビに鬼ヒゲ、心優しい椿山もいるぞ。
特にその中でも、極小路秀麻呂には華がありスター性を感じた。
アニメでの印象的な声はもちろん、世渡り上手な性格とお調子者感がすばらしい。
実際、敵キャラとして登場したが凄まじいほどのスピードで一号生に馴染んでいる。
だが、ド根性を魅せ大塾旗を持ち上げるシーンは真の男気を感じたし最強すぎるほどの衝撃だった。
ぜひとも、胸アツな推しキャラを見つけてみてはいかがだろうか。
まとめ
アニメ魁男塾の感想と視聴ポイントについてご紹介しました。
ぜひ、配信サービスを利用する際や視聴の参考にしていただければとても嬉しいです。
もちろん、魁男塾はこの先もずっと愛されていく作品だと感じています。
益々、色んな人から愛されていく作品として今後も活躍していくことでしょう。
男塾に入る勇気はありませんが、この先も男塾の塾生をリスペクトしていきます。
でも江田島平八に会ってみたい気持ちはやっぱりありますよ。
ポチっとしていただけると男気が増しそうです。