アニメ版スーパーカブが、どうしたってぐらいに絶妙に面白い。
スーパーカブがほしい、想像以上に影響を受けてしまった。
小熊に礼子に椎ちゃん、この三人のキャラがぐうかわなことはさておき、とにかくアニメが全体を通して楽しすぎる。
バイク好きならもちろん、そうじゃない人でもかなり楽しめるアニメになっているぞ。
スーパーカブに興味がある人なら、なおさらアツイ内容に歓喜することだろう。
この記事では、アニメ版スーパーカブの感想と視聴ポイントについてご紹介します。
まだ見ていない人や、これから配信サービスで視聴する予定がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
スーパーカブの楽しさがギュッと詰まっているアニメだ
スーパーカブ初心者にも優しい内容
©Tone Koken,hiro/ベアモータース/TVアニメ「スーパーカブ」公式サイトより引用
まずアニメ版スーパーカブだが、全体を通して視聴してみてもマニアックすぎるような難しいことはでてこない。
バイク初心者の人でもスルッとアニメの世界にダイブしテンポよく視聴することができるだろう。
どうしよう、エンジンがかからない。
そんなスーパーカブのあるあるもしっかりフォローされているから、学べることも多くある。
実際、主人公の小熊もスーパーカブではじめてバイクを運転することになる初心者の一人。
説明書とにらめっこしてがんばって対応しているぞ。
もし、あなたが初心者ならきっと特別な親近感を感じるはずだ。
再現のリアル感がスーパーカブそのもの
バイクメーカーでありスーパーカブの製造をしているホンダの協力があるアニメだから、そりゃリアル感があって素晴らしい。
エンジン音やクラッチ、マフラーの音。
そのどれもがリアルで、実機のカブと今すぐにでも聴き比べしたい気持ちになる。
デザインの再現もファンのハートをくすぐってくる。
あの素晴らしいスーパーカブのフォルムが、しっかりと表現されているのだ。
パーツ部分のウインカーやメーターもそうだが、ズーム時の車輪の回転も迫力があっていい。
まさにスーパーカブらしい動きが再現できていて、これ以上ないぐらい素晴らしすぎる。
スーパーカブの装備やカスタムも楽しめる
スーパーカブの楽しさは乗ることも楽しみのひとつだが、装備を充実させていくこともまた楽しみのひとつだ。
呪いのカブの装備が購入時からドンドン充実していくさまは、小熊や礼子と同じ感覚で嬉しくなってしまう。
寒さ対策のウインドシールドにハンドルカバー。
使い勝手アップのためのリアボックスにフロントバスケット。
ビジュアル面を考えたりすることもあるが愛車がパワーアップしていくことは、やはりバイク好きなら嬉しい。
スーパーカブのオーナーはもちろん、興味がある人や購入を考えている人ならきっと参考になることが多くあることだろう。
スーパーカブが大好きになる可能性が大大大
スーパーカブってそんなに楽しいの?
誰よりもカブを愛し楽しそうにしている小熊や礼子をみると、きっと影響を受けてしまうことだろう。
愛車を眺めてニコッとしたり、楽しそうな笑顔でスーパーカブを運転する小熊。
このシーンだけをみてもスーパーカブの楽しさがビシバシと伝わってくる。
カブの話題になるとキラキラした表情で話す礼子。
会話の内容からもそうだが、礼子のスーパーカブへの愛の深さがハンパじゃないことがわかる。
そんな二人をみてしまったら、スーパーカブが気になってしまっても仕方がない。
アニメ版スーパーカブを夢中で視聴した感想
小説風のセリフと語りのセンスが優勝レベル
原作が小説や漫画ということもあり、セリフや語りに素晴らしいほどの抜群なセンスを感じる。
言葉の使い方や表現の仕方、きっとその世界観に魅了されることだろう。
また、名言といっても不思議ではないフレーズやワードも多く登場する。
「どこにだっていけるわよ」アニメ序盤での礼子のセリフ。
シンプルながらもストレートでいて、しかも絶妙な奥深さがある。
その一言に見事にドキッとさせられた。
スーパーカブのアニメは楽しみ方が盛りだくさんだが、ワードやフレーズ、表現などにもぜひ注目してみてはいかがだろうか。
直感レベルできっと響くことがあるはずだ。
映像美とクラシックのナイスな組み合わせ
©Tone Koken,hiro/ベアモータース/TVアニメ「スーパーカブ」公式サイトより引用
アニメ第一話から、早速映像の美しさに感動してしまう。
山や川がある自然、信号機やスーパーマーケットといった日常的な風景。
そのどれもが繊細でリアルすぎるほどに描かれていて、控えめにいっても正直かなり驚いてしまった。
さらに、アニメ内で流れるクラシックが風景やストーリーに絶妙にマッチしているから何とも素晴らしい。
スーパーカブのアニメにクラシックを合わせてくる発想やアイディア、感覚はかなり斬新ではないだろうか。
関心や感動させられる描写などを意識して、視聴を楽しむのもいいだろう。
小熊や礼子に椎ちゃん、キャラの魅力がアニメを盛り上げる
アニメ版スーパーカブの主要メンバーである三人のキャラには、当然スポットをあてなければいけない。
主人公の小熊に、友達でありバイク仲間の礼子と椎ちゃん。皆それぞれが個性的であり魅力が満載なキャラなのだ。
まず、レトルト食品を選ぶシーンが印象的な小熊。
教室のレンジ待ちを遠くから眺める様子から控えめな一面がうかがえる。
しかし、ときには大胆な行動を起こすこともあり修学旅行の回ではかなり驚かされた。
次に、カブ愛と情熱がフルマックスな礼子。
教室内ではクールなイメージだが、小熊と椎ちゃんの前では一変して陽キャになるムードメーカー的な存在だ。
しっかり者のイメージもあるが、小熊と買い物にいくシーンではお茶目で可愛いらしい一面もみせてくれる。
三人目は、カフェでパン屋の娘である椎ちゃん。
カブ乗りの小熊と礼子に憧れる、アニメでは圧倒的な癒しキャラだ。
また、いじられキャラで愛されキャラな面もあり、リアクションも面白くてかわいい。やはり、きっとファンも多いことだろう。
小熊の家での会話はかなり胸に響くものがあり、もらい泣きしてしまいそうだった。
友情と青春と変化を楽しめるアニメだ
やはりスーパーカブがタイトルになっているからといっても、青春要素がしっかり組み込まれていることもアニメの面白さといえるだろう。
駐輪場での昼食、修学旅行に文化祭、放課後のコーヒータイム。そのどれもにキラキラとした青春が描かれている。
最終回に関していえば、羨ましいほどの友情や青春感がありガッツリときめいてしまった。
もちろん、小熊の変化ぶりも忘れてはいけない。
ないないと言ってぼっち感も漂っていた第一話。
最終回が近づくにつれて表情が明るくなり何よりも楽しそうな雰囲気が増した。
スーパーカブをきっかけに変化していくさまは、感情移入して視聴していただけにやはり嬉しくなった。
まとめ
アニメ版スーパーカブの感想と視聴ポイントについてご紹介しました。
ぜひ、配信サービスを利用する際や視聴の参考にしていただければ嬉しいです。
きっと、アニメの影響でこれからスーパーカブに乗り始める人もいることでしょう。
そう考えると、小熊の視点での続編や礼子や椎ちゃんの目線でのスピンオフも期待してしまいますよね。
今日もどこかでスーパーカブでのツーリングを楽しんでいるんだろな。そんなことを考えながらアニメをもう一回みようかな。
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